では今回は前回のお知らせどおり、
有限会社 エーワン・プリス様ロゴマークの不採用となったデザインを2点、紹介しようと思います。
基本となるデザインコンセプトは採用案と同じです。
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【前回より】
製造業において製品の数だけ、カタチある物の数だけ金型があると言っても過言ではないと思います。
エーワン・プリスの金型が生み出しているものが、カタチのないNo.1という概念だとしたら、
というところからデザインを着想しました。
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左側のパーツはAを、右側のパーツはPを図案化したものです。それぞれを型に見立て、サンドウィッチされた間には白抜きの1、まさにカタチの無い1が浮かびあがります。
右に大きく傾いた構図は企業としてのスピード感を感じさせ、右肩上がりに成長していってほしいという願いを込め、作成しました。
もう一つがこちら
左右の型に挟まれ生まれた1の数字がよりシンボリックに感じられるデザインです。
1のパーツがAとPの部品を兼ねており、三つの部品がどれ一つ欠けてもデザインとして成立しない設計です。それぞれのパーツには会社、社員、取引先という意味を重ね、三つの結びつきを表しています。
ロゴタイプは上の案と基本同じですが、字間、フォントの傾き等、マークに合わせて微調整しました。
やはりこうしてみると前回紹介させていただいた採用案は、ボツになった二つに比べテイストの異なるデザインですね。こちらからどれがオススメといったような話はしませんが、正円が三つ並んだ構図もユニークに感じてもらえたようです。
エーワン・プリス様からは現在新しいロゴが入った会社案内等の制作の依頼もいただいております。
はやくロゴが多くの人に認知され、どんどん育っていってほしいと思っています。